2年後の宮崎国スポに向けて工事が進む「ひなた県総合運動公園」のテニスコートに、日本テニス協会の関係者や元デビスカップ日本代表の本村剛一プロが訪れ、仕上がりを確認しました。
ひなた県総合運動公園のテニスコートを訪れたのは、日本テニス協会の土橋登志久専務理事と元デビスカップ日本代表の本村剛一プロ、近藤大生プロの3人です。
このコートは、通常のハードコートに比べて摩擦が起きやすい作りになっていて、球足が遅く、ボールが高く弾むのが特徴です。
4日は完成した一部のコートを使って、本村プロと近藤プロが実際にラリー。ハードコートの感触を確かめていました。
(近藤大生プロ)
「新しいコートで、すごく気持ち良くプレーできました。色もすごくきれいなのでボールも見やすくてやりやすく感じました。」
(本村剛一プロ)
「これからのジュニアの子達にとって、この本物のコートで身近にプレーできるというこの環境があることは本当に素晴らしいことだなと思います。」
(日本テニス協会 土橋登志久専務理事)
「もちろん今、有明がテニスの日本の聖地と言われていますが、第二の聖地になりうると思いますし、ぜひ大きな大会を我々としても誘致できればと思っていますので、全力で頑張りたいと思います。」
このあと3人は河野知事を表敬訪問し、完成後のコートの活用について構想を話しました。
(日本テニス協会 土橋登志久専務理事)
「トップの合宿だけでなく、10代後半〜20代前半、ジュニアの合宿も一緒にやって、地元のジュニアの選手にも参加してもらって。トップの選手も小さい頃はそういうきっかけをもらって今があるので、それを継承していく場にもしたいと思っています。」
宮崎県が2年後の宮崎国スポに向け、約32億2000万円をかけ改修工事を行うテニスコートは、2025年10月に半分の12面が供用開始、2026年3月に24面全てが完成する予定で、2026年12月には日本代表の強化合宿が行われることになっています。