宮崎市の国道10号「住吉道路」の早期実現に向けた期成同盟会の総会が開かれました。新規事業化から約2年、現在道路の設計案の作成が進められています。

4日の総会には、地元関係者や宮崎市などから約100人が参加。国土交通省などに対して、2023年度に新規事業化された国道10号・住吉道路の早期完成に向け、要望活動を行うことが確認されました。

国道10号・住吉道路は、宮崎市の新名爪から佐土原町下那珂までの6.4kmを結ぶ4車線のバイパスで、既存の道路の西側に整備されます。

(宮崎市 清山知憲市長)
「日常時も慢性的な渋滞が発生していて、救急車や子どもたちの通学においても、支障をきたしている。バイパスが完成すれば災害時のダブルネットワークとして、一ッ葉有料道路の代替えルートとしても機能することが想定されている。災害時にも強い地域がつくられるのではないか」

国土交通省によりますと、現在は測量作業や地質調査が行われていて、同時に道路の設計案の作成も進んでいるということです。

テレビ宮崎
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