東北を代表する夏祭りの一つ「秋田竿燈まつり」が3日夜、秋田市で開幕し、266本の光の稲穂が多くの観客を魅了しました。
3日夜から始まった秋田竿燈まつりは、竹竿にちょうちんをつけて稲穂に見立てた竿燈を、手のひらや額などに乗せて五穀豊穣を願う秋田市の伝統行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
3日夜は各町内や企業などから参加した266本の竿燈が笛の合図とともに一斉に立ち上げられ、光の稲穂が夏の夜空を彩りました。
東京から訪れた子ども:
「めっちゃ迫力ある。竿燈を高く上げて頭の上に乗っけるのが迫力あった」
祭りの実行委員会によりますと、ことしは初日を除き平日に行われますが、有料の観覧席はほぼ完売したということです。
「秋田竿燈まつり」は6日まで行われる予定で、4日から最終日まではエリアなかいちのにぎわい広場で、竿燈を上げる技やはやしの演技を競う妙技大会が開催されます。