トカラ列島近海を震源とする震度6弱の地震が観測されてから、3日で1か月となりました。
十島村によりますと、延べ71人が鹿児島県本土に島外避難をしていましたが、2日までに70人が島に戻っています。
トカラ列島近海では6月21日から地震が相次いでいて、7月3日には震度6弱を観測するなど、震度1以上の地震は3日までに2200回を超えています。
十島村は、悪石島と小宝島を対象に島外への避難希望者を募り、延べ71人が鹿児島市内のホテルなどに避難をしていました。
6月17日以降、震度4以上の地震がない日が続いたことなどから、十島村によりますと8月2日までに、島外避難者のうち70人は島に戻ったということです。
島外避難者のフェリー代は災害救助法が適用されて、国や県が負担したということです。