能登半島地震が発生した際に海底の地滑り調査を行うなど活躍した測量船の見学会が開かれた。
七尾港で行われた測量船「昭洋」の見学会は海の仕事を知ってもらおうと海上保安庁が初めて開いた。
見学会には高校生や大学生などが参加し船員から、音波を利用する調査方法などについて説明を受けた。
「昭洋」は能登半島地震の発生時にいち早く輪島港や珠洲市の飯田港に入り物資を運ぶ船が港に入れるか計測したほか、海底地滑り跡の状況を観測し結果を地震調査委員会に報告するなど活躍した。

参加した高校生:「能登の地形が変わったときに調査に早く来てくれていたのは知っていたのでどんな風にしていたのかとか中が知れて面白かったです」

測量船「昭洋」は3日以降、日本海の大陸棚の調査に向かう予定だ。

石川テレビ
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