2025年4月に全国一斉で実施された小学6年生と中学3年生対象の学力調査の結果が公表されました。山陰両県ともに小・中学校のすべての教科で全国平均を下回りました。

全国学力調査は、文部科学省が全国の小学校6年生と中学校3年生を対象に毎年実施しています。
2025年は、国語と算数・数学、それに理科の3教科で行われ、山陰両県では約2万人の児童・生徒がテストに臨みました。
31日に公表されたテスト結果では、島根・鳥取両県ともに小・中学校のすべての教科で全国平均を下回りました。
島根県で特に全国平均と差が開いたのが小学校の国語と算数で、国語は2.8ポイント、算数は3ポイントも下回る結果でした。
鳥取県は、特に小学校の算数と中学校の数学が低く、全国平均を3ポイント以上下回りました。
両県の教育委員会は、どこで子どもたちがつまづいたのか課題を洗い出し、授業内容の改善につなげたいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。