インターハイ男子バスケットボールで快挙!鳥取城北が悲願の日本一に輝きました。
31日の準決勝で宮城代表・仙台大明成を破り、鳥取県勢初の決勝に進出した鳥取城北。8月1日に行われた決勝戦で、東京代表の強豪・八王子学園八王子との日本一をかけた大一番に臨みました。
序盤に鳥取城北はキャプテンの新美が、果敢なアタックで得点を量産します。
しかし相手の留学生選手のリバウンドに苦しめられ、前半は3点差と接戦で折り返します。
勝負の後半に圧巻のパフォーマンスを見せたのは、ハロルド・アズカ。
大黒柱の連続スリーで流れを引き寄せます。5点リードで勝負は最終第4Qへ…。
終始リードしていた鳥取城北ですが、ここから八王子が猛追。残り6分に遂に逆転を許します。
それでもアズカが、この日4本目のスリーポイント。
さらに3年生シューターの永田も大きな一発。
しかし、5点リードで迎えた残り40秒…土壇場で2点差に迫られます。
それでも…アズカが値千金のスリーポイント。64対58で八王子を振り切りました。
涙をのんだ2024年末のウインターカップ準優勝から7か月、悲願の日本一に輝きました。
鳥取城北 ハロルド・アズカ選手:
とっても嬉しいです。めちゃくちゃ良い仲間ができたから、めっちゃ嬉しいです。
鳥取城北 新美鯉星主将:
まだウインターカップも残っているので、優勝できるようにまたチーム全員で練習していきたいなと思います。
31日の準決勝後にアズカ選手は「明日はアズカの最高プレイを見せたい」と話していて、有言実行となる24得点11リバウンドでチームを日本一に導きました。
アズカ選手は「鳥取城北の応援団がMVPです」とも話していました。
そして女子の優勝校は、愛知県の桜花学園で、松江市出身の勝部璃子選手が決勝でチームトップの19得点を挙げ、優勝に大きく貢献しました。
山陰勢が大活躍のインターハイ、バスケットボールとなりました。