水漏れのため休館が続いている、高知県土佐清水市の足摺海底館。
犯人は「ウニ」でした。

足摺海底館は1972年にオープンし、手軽に海中散歩が楽しめる観光スポットとして長年愛されてきました。しかし2025年6月、海中7mにある展望室で水漏れが発覚。現在も休館が続いています。

原因究明のため大阪に本社を置く工事業者に依頼し、先週、潜水調査が行われました。調査の結果、海中の外壁に直径2cm・奥行き約8cmほどの穴を発見。さらに周囲にも大小合わせて50個以上の穴が見つかりました。

穴の内側にいたのはなんと「ウニ」。海底館によると、ウニが外壁に付着した海藻をかじるうちに外壁を侵食し、露出した内側の鉄板に穴が開いたのではと推測しています。

現在、ウニがいた穴は埋められ補修作業は完了。

足摺海底館は8月8日に再開を予定しているということです。

高知さんさんテレビ
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