東北電力女川原子力発電所では最大60センチの津波が観測されましたが、東北電力は運転中の2号機についても、これまで異常は確認されず、引き続き安全を確保し電力の安定供給に努めていくとしています。

東北電力 石山一弘社長
「引き続き気象情報などを注視し、安全確保のうえで電力の安定供給につとめていく」

東北電力の石山一弘社長は、7月31日午後の定例会見で女川原発2号機について安全に運転を続けていると述べました。

東北電力によりますと女川原発では、30日午前11時16分に16センチの津波を観測したのを最初に、最大で60センチの津波を観測しました。

しかし、発電所の機器の異常を示す警報がなかったことや定期的なパトロールでも機器の不具合が確認されなかったことから運転を続けたとしています。

また、31日の会見では今年度第1四半期決算について、前年同期に続き2年連続で減収・減益になったと発表しました。

仙台放送
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