2025年4月に行われた全国学力・学習状況調査の結果が公表されました。

2025年度初めてタブレットを活用して行われた中学3年生の理科は全国を下回りました。

全国学力・学習状況調査は2025年4月に、小学6年生は国語・算数・理科、中学3年生は国語・数学・理科で行われました。

鹿児島県内では小学生1万2920人、中学生1万2804人が対象で、平均正答率を全国と比較すると、小学生では国語と算数は同じ程度で、理科は全国平均を上回りました。

中学生は国語は同じ程度で数学は全国平均を下回りました。

数学では正答数が半数未満である生徒の割合が全国より多く、学力の個人差が大きくなっているということです。

また、2025年度初めてタブレットを活用して行われた理科では、正答率ではなく学力を数値化する「IRT」という指標が用いられ、全国平均を下回りました。

県は調査の詳しい分析結果について、2025年10月ごろに公表する予定で、今後の授業に生かしたいとしています。

鹿児島テレビ
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