6月に車の中に覚せい剤を隠し持っていた疑いで男が逮捕された事件で、山形地検はこの男を起訴した。
覚せい剤取締法違反の罪で起訴されたのは、職業・住所不定の松田李央被告(34)。
警察によると、松田被告は2025年6月10日の午後、山形市内の店舗の駐車場に停めていた車の中で、覚せい剤約8.37グラムを所持した罪に問われている。
警察が職務質問をしたところ、松田被告はその場で電話をかけ始め、その後、車を放置したまま逃走したが、警察が足どりを追い7月10日に逮捕していた。
現場を目撃した近くの店の人によると、事件当時、松田被告の車の近くにはほかの人物の車もあったが、警察が職務質問をする直前に立ち去ったという。
松田被告は覚せい剤の所持について黙秘していて、警察は今後、覚せい剤の使用の有無や入手ルートを調べる方針。