鳥取県東部をカバーするドクターヘリが、8月5日から1週間、運航を停止することになりました。
県は運休期間中、米子市の鳥大病院のドクターヘリや県の防災ヘリをパックアップに充て、救急医療体制を確保することにしています。
運航を停止するのは、鳥取県も参加する関西広域連合が兵庫県の公立豊岡病院を拠点に運用するドクターヘリで、鳥取県東部の5つの市と町など兵庫、京都にまたがる地域をカバーしています。
運航停止は8月5日から11日までの1週間で、県は、米子市の鳥大病院や出雲市の島根県立中央病院のドクターヘリと県の防災ヘリをパックアップに充てることにしています。
関西広域連合は、神戸市の学校法人ヒラタ学園にドクターヘリ8機の運航を委託していますが、ヒラタ学園は、搭乗する整備士の確保が難しくなったとして、7月9日から順次運航を停止。
鳥取県では、鳥大病院を拠点とするヘリが、7月22日から28日まで運航を停止していました。
9月以降は、代わりの整備士を確保するなどして運航停止は避けられる見通しですが、関西広域連合は運航会社に対し、安定した運航体制を早期に確保するよう強く求めています。