30日午前 ロシアのカムチャッカ半島沖で大規模な地震があり、静岡県内には一時津波警報が発表されました。30日午後9時現在は津波注意報に切り替わり引き続き沿岸部では注意が必要です。
30日午前8時25分頃、カムチャツカ半島沖でマグニチュード8.8を観測する地震がありました。
この地震により気象庁は午前9時40分に県内など太平洋沿岸に津波警報を発表しました。
JR東海は県内すべての区間で東海道線の運転を一時見合わせに。
利用客:
券売機を見たら出ないので聞いたらきょうは上下線動いていないと。どうしようかなと
利用客:
東京のほうから来てるんですけど、東海道線でお客さんのところ行く予定が行けなくなってしまったのでこのまま新幹線で(東京に)帰ろうかなと思っています
また、一部の路線バスも止まり静岡駅のタクシー乗り場には長蛇の列が出来ていました。
村田彬 記者:
沼津市内のコミュニティセンターです。現在避難所が開設され中には近くに住む人たちが集まってきています
津波警報の発表を受け沿岸部の16市町が避難指示を発令。一時100カ所以上で避難所が開設されました。
津波警報の発表から約9時間後の午後6時半に県内は注意報へと切り替わり、東海道線も全線で運転を再開しました。
気象庁によりますと、これまでに県内では下田市で50cm、南伊豆町で40cmなどの津波が観測されています。気象庁は引き続き津波に注意するよう呼びかけています。