日本による統治時代に台湾で活躍した熊本出身の教育者を学ぶ講演会が開かれました。

2人の生涯と、台湾統治時代に教鞭をとった功績をたどりました。

この講演会は、県教育長が企画したもので、県職員や教育関係者など約70人が参加。

台湾で偉人とされる2人の教師、熊本出身の平井数馬と志賀 哲太郎の活躍を通じて熊本と台湾の教育的な関係を学ぼうと開かれました。

講演会では、越猪 浩樹 県教育長が「熊本の先人がどのような思いで教育に携わったかを知ってもらい、国際交流の意義を知る機会にしてほしい」とあいさつ。

平井数馬顕彰会の白濱 裕さんと志賀 哲太郎顕彰会の折田 豊生さんが2人の生涯と台湾統治時代に教鞭をとった功績をたどりました。また、ゆかりの地を巡る現地調査や、2人をきっかけに続いている台湾と熊本の交流の様子が紹介されました。

【参加者】
「教師として頑張っていただいたことを知って〈自分ももっと頑張らないと〉と感じたし、初めて聞いて驚いた」
「熊本ゆかりの方が台湾で業績を残した素晴らしい話を聞けて、よかった」

熊本県では、引き続きグローバル人材を育成するために、台湾との教育交流を推進することにしています。

テレビ熊本
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