29日に引き続き30日の県内は猛烈な暑さとなった。31日は若干暑さは和らぎそうだが、引き続き熱中症への注意が必要。
2日連続で「熱中症警戒アラート」が発表された県内。
30日は、狩川で37.8℃、小国で37.7℃など、県内22の観測地点のうち約6割にあたる14地点で猛暑日を記録した。
36.7℃を記録した山形市は13日連続で猛暑日となり、1994年の過去最長を上回った。
県内の各消防によると、30日午後4時の時点で、熱中症の疑いで9人が病院に運ばれている。
<熱中症搬送者内訳>
中等症 5人
軽症 4人
31日の県内は、30日より若干暑さは和らぐものの、村山・庄内を中心に猛暑日となる見込み。
温度や湿度などを踏まえた「暑さ指数」の予測は、県内すべての地点で5段階中の4段階以上となっている。
最も高い「危険」の赤いマークは、山形・酒田・鶴岡の3地点で予想されていて、「運動は原則中止」が目安。
この暑さはしばらく続く見通しで、引き続き熱中症への十分な対策が必要。