30日午前8時25分頃、ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の地震があり、東海3県では、愛知の外海と三重南部に津波警報が出されました。

 予想される津波の高さは最大で3メートルで、第一波を尾鷲市で午後0時8分、田原市赤羽根で午後0時11分、熊野市遊木で午後2時4分に観測しました。

 熊野市遊木では午後2時12分に高さ30センチ、尾鷲市では午後2時54分に30センチ、鳥羽市では午後3時17分に30センチの津波を観測しています。

 また、伊勢湾と三河湾には津波注意報が出ていて、名古屋と豊橋市、半田市衣浦でいずれも20センチ、四日市で10センチの津波を観測しています。

 気象庁は午後1時に2度目の緊急会見を行い「少なくとも1日程度は津波が続くとみられる」との見解を示しました。

 気象庁は、津波が予想より遅れて襲ってくることがあるとして、警報などが解除されるまでは海岸などに近づかず、避難を継続するよう呼びかけています。

東海テレビ
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