7月30日午前8時25分にカムチャツカ半島付近で起きたマグニチュード8.7の地震の影響で、岩手県には午後0時30現在、津波警報が出されています。

この地震に伴い、岩手県沿岸には30日午前8時37分に津波注意報が出され、午前9時40分に津波警報に引き上げられました。

県内ではこれまでに大船渡で30cm、宮古と釜石で20cmの津波が観測されています。

県内では陸前高田市・久慈市・大船渡市・釜石市・洋野町・山田町・普代村・岩泉町野田村・田野畑村・宮古市の11市町村に避難指示が出されていてます。

宮古市では津波警報の発表を受け高台に避難する人の姿がありました。

宮古で高台に避難した人
「仕事で来たのでびっくりしたんですけど、避難の仕方も分からなかったので地元の人についてここまで来たという感じです」
「2011年の(震災)を思い出してしまった。家族もどうなっているか、今避難したっていうのは電話をして分かっているんですけど、心配です」

気象庁は津波は繰り返し襲ってくるおそれがあるとして、警報が解除されるまでは海岸付近には近づかず避難を継続するよう呼び掛けています。

(岩手めんこいテレビ)

岩手めんこいテレビ
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