再建が進む首里城は正殿を覆っていた素屋根を取り外す工事が29日から始まりました。

首里城正殿の再建は雨や風から建物を守るために、鉄骨でつくられた素屋根で正殿を覆い「見せる復興」をテーマに、来場者が職人たちの作業を見学できるスペースも設けられていました。

工事の進捗に伴い、6月から内部の足場や木材倉庫、原寸場の撤去が進められ、29日から素屋根の外側部分の解体が始まりました。

首里城正殿は現在内部で漆を塗る作業が行われていて、素屋根の解体は10月末にも完了し火災から6年ぶりに正殿の姿が見られるようになります。

このほか世誇殿の向かいでは25日から正殿に設置されたものと同じ鬼瓦が展示されています。

沖縄テレビ
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