鳥取の夏を彩る「鳥取しゃんしゃん祭」が、8月開催されるのを前に、祭りのシンボル「しゃんしゃん大傘」が2025年もお目見えしました。
傘の直径は3.2メートル、台車を含めると高さ約4メートルの「しゃんしゃん大傘」。
鳥取の夏の風物詩、「鳥取しゃんしゃん祭」のシンボルです。
8月13日の開幕を前に29日、「雌傘」がJR鳥取駅近くの「バード・ハット」に設置されました。市の職員などが大傘の骨に鈴や金・銀の短冊を取り付け、台座に載せました。そして、提灯が取り付けるなどして壮麗な姿に仕上げました。
大傘は1979年に作られ、祭のシンボルとして鳥取駅前に「雄傘」が「バード・ハット」に「雌傘」がそれぞれ、設置されていますが、今年は駅構内の工事のため「雌傘」だけが設置されました。
鳥取市観光コンベンション協会 鷲見宣幸さん:
しゃんしゃん大傘が設置されたことで、しゃんしゃん祭が近づいて来たんだなとというふうに感じられていると思います。今年はコロナ禍以降、最大の参加人数になっているので、昨年以上に盛り上がると思います。
「鳥取しゃんしゃん祭」は8月13日から3日間開かれ、14日の一斉傘踊りには109団体約3200人が参加し、町なかが華やかな傘の花で彩られます。
大傘は祭りの最終日8月15日まで設置され、祭りの気分を盛り上げます。