千葉県から佐賀駐屯地へ移駐しているオスプレイ1機で点検を促す注意灯が点灯したため徳島県に予防着陸していたことがわかりました。点検の結果、異常はなく、28日夕方、佐賀空港に着陸しました。
九州防衛局によりますと28日千葉県の木更津駐屯地から佐賀駐屯地へ向かっていたオスプレイ2機のうち、1機で点検を促す注意灯が点灯したため徳島県にある北徳島分屯地に予防着陸したということです。
機体を点検しましたが、特に異常はなく問題なく飛行できると判断し約3時間後に飛行を再開、午後4時半ごろ佐賀駐屯地に到着しました。
佐賀駐屯地によりますと予防着陸は事態悪化防止のための操縦士による意図的な着陸で、機体には少しでも違和感があると知らせるシステムが導入されているということです。
また注意灯がいつ点灯したかや点灯した理由、機体のどの部分を点検したかについては明らかにしていません。
一方、佐賀駐屯地では28日から飛行訓練が始まっていて、飛行訓練は29日も実施されています。