笠岡市五番町の調剤薬局「クローバー薬局」と、関係会社の「エクスプローラー」が7
月11日に岡山地方裁判所倉敷支部から破産手続きの開始決定を受けたことが、民間の信用調査会社の調べでわかりました。
帝国データバンク倉敷支店の発表によりますと、クローバー薬局は1998年設立の調剤薬局で、主に笠岡市内で事業を展開し、2007年5月期には年売上高約1億9200万円を計上していました。関係会社のエクスプローラーと連携して、数店舗の調剤薬局を運営していました。
しかし、近年は新型コロナの影響、大手ドラッグストアの新規出店による競合激化に加え、薬剤師の確保に苦慮する状況が続くなどして、2024年1月ごろに一部の店舗を同業者に譲渡し、休眠状態となっていました。エクスプローラーは、2005年設立の調剤薬局で、クローバー薬局に連鎖したものです。
負債額は現在調査中です。