地元同意が最大の焦点となっている柏崎刈羽原発の再稼働について、広く県民から意見を聞く2回目の公聴会が7月27日開かれました。

長岡市の公述会場などと県庁を結び開催された今回は、公募と団体推薦合わせて19人が再稼働についての意見を述べました。

【公述人(条件付き賛成】
「現段階では避難することばかり出ている。避難したあとに戻ってきて生活するということはどのように考えているのか」

【公述人(反対)】
「万が一のことが起きた場合の風評被害については、農林水産業など幅広い業界に影響が出る」

【公述人(条件付き賛成)】
「原発1基稼働につき県民1人あたり年間20万円が支給されるなら再稼働を容認」

原発の再稼働に対する様々な意見が出されている公聴会。

8月末まで残り3回の開催が予定されていますが、果たして花角知事はこの多様な県民の意見をどのように集約し、どういった判断を下すのでしょうか

NST新潟総合テレビ
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