大輪の花を咲かせる華やかなユリ。きれいに長く飾るコツを聞きました。
【桶屋美圭アナウンサー】
「ユリといえば真っ白なユリを思い浮かべる方が多いと思いますが、色のついた鮮やかなユリや八重咲のユリも人気だということです」
水はけの良い土壌が球根栽培に適していることから、新潟県が作付面積1位を誇るユリ。
見た目も華やかで日持ちの良い花として人気が高く、夏を迎える今は特に品種が多く、流通量も多くなっています。
【新花総務部 池田紀行 主任】
「ユリは露地でも力強く咲くし、切花でも直射日光が当たらない、そこまで暑くない場所であれば1週間以上長持ちする花」
そんなユリを長く楽しむためのポイントを聞きました。
【新花総務部 池田紀行 主任】
「結構水を吸うので、花瓶の水換えをこまめにしていただくのと、ユリの花はたくさん花をつけているので、終わった花からハサミで切ってつぼみの花を咲かすように手入れしてもらえたら」
さらに、切り口を斜めにすることでより多くの水を吸収できるほか、余分な葉を取っておくことで水が直接花に行き渡るといいます。
また、赤っぽい色をしたユリの花粉も一度、服などについてしまうとなかなか落とすことができないため、取り除くのがおすすめです。
冠結葬祭だけでなく、贈答用としても人気のユリ。
【新花総務部 池田紀行 主任】
「ユリはつぼみから開くまでの時間がゆっくり、ゆったりしていて長く楽しめる。1本だけで十分見応えのある花なので、簡単に花瓶に1本差して、毎日観察して、開くところを楽しんでもらえたら」