クマの目撃が相次いでいることを受け、秋田県は28日、ツキノワグマ出没警報の発令期間を延長し9月30日までとしました。
県によりますと、2025年4月から7月23日までのクマの目撃件数は2069件で、前年の同じ時期に比べ3倍以上に増加しています。
こうした状況を受け、県は7月31日までとしていたツキノワグマ出没警報の発令期間を2カ月延長し、9月30日までとしました。
県は、鈴やラジオなど音の出るものを身に着けて遭遇を避けることや、クマの餌となる収穫した農作物や生ごみを放置しないことなど、人身被害の防止を呼びかけています。