参議院選挙の敗北を受け、自民党が開いた両院議員懇談会は開始から3時間以上続いています。
自民党本部からフジテレビ政治部・木村祐太記者が中継でお伝えします。
懇談会では続投の意向を示した石破首相に対し、退陣を求める声が圧倒的多数を占めていて、予定をすでに1時間以上オーバーしています。
深澤陽一議員:
何が適切なのかはわかりませんが、想像しうるのは退陣される、退任されることだと個人的には思います。
船田元議員:
全体としては、やはり石破首相の責任問題をかなり強調する方が多かったと思う。ただ、私を含めて続投してほしいという人も5~6人はいた。
出席した議員らによりますと、「総裁選を前倒し、党員の意見を聞くべきだ」といった発言が続々とあがり、石破首相の続投に理解を示した議員はごくわずかです。
発言を求める議員がひっきりなしに手を上げていて、出席した議員の1人は「総理が早く責任をとらないから内紛に見えている」とこぼしています。
このあと石破首相らが締めくくりのあいさつをする予定ですが、「石破おろし」の動きが長期化する可能性が高まっています。