中国武術、「少林拳」の発祥の地とされる少林寺で不祥事が発覚です。
中国中東部・河南省にある少林寺は27日、住職の釈永信氏がプロジェクトの資金や寺の資産を横領した疑いがあり、刑事事件として調査を受けていると発表しました。
また、釈氏は仏教の戒律に違反し、長年にわたって多くの女性と不適切な関係を持ち、子供もいたということです。
約1500年の歴史がある少林寺は、年間290万人が訪れる観光地としての入場料収入の他、少林拳のパフォーマンスショーを国内外で行う事業などを展開していて、中国メディアは釈氏について「少林寺の顔」だと報じています。