アメリカと中国は28日からスウェーデンで行う3回目の貿易協議で、関税停止の期限をさらに90日間延長する見通しと香港メディアが報じました。
アメリカと中国は、28日からスウェーデンのストックホルムで3回目の貿易協議を行う予定で、アメリカはベッセント財務長官らが、中国からは経済政策を統括する何立峰副首相らが参加します。
米中は2025年5月、スイスで行った貿易協議で、相互関税を8月12日まで90日間停止することで合意し、交渉を続けています。
こうした中、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストによりますと、今回の協議で双方がさらに90日間期限を延長することで合意する見通しだと報じました。
このほか、合成麻薬フェンタニル問題に関連するアメリカによる追加関税や中国からのレアアース輸出なども議論される見通しです。