デジタルを活用した、これからの時代の医療を紹介する公開講座が、27日秋田市で開かれました。
この講座は、デジタル情報を活用した医療の在り方を紹介しようと秋田大学医学部附属病院などが企画したもので、約900人が参加しました。
講演では、日本医師会名誉会長の横倉義武さんが、コロナ禍を経て認識したチーム医療の重要性を話しました。
このあと、音楽と医療の関係について、秋田大学と共同で研究している歌手の野口五郎さんが、音楽のデジタル化について自身の思いを語りました。
野口五郎さん:
「僕が音楽をやっていて一番ショックだったのが、レコードがCDになったとき。この時、皆さんは音がクリアになったと言った。クリアとはどういうことか。全部音が大きくなったのならば、ただボリュームが上がっただけ。クリアってどういうことですか。クリアになったということは何かが削除されている」
参加した人は、これからの時代の医療について理解を深めていました。