7月最後の日曜日も各地で危険な暑さになりました。
体温超えの気温の中、街ゆく人々は様々な方法で対策をしています。
27日も最高気温が36度を超え猛暑日となったさいたま市です。
街では携帯扇風機を手にした人や飲み物を口にする人の姿が。
全国的に厳しい暑さが続いていて、兵庫・豊岡市で39.3度、鳥取市で38.6度を観測しました。
27日で8日連続の猛暑日となった福島・二本松市では、戊辰戦争の舞台となった二本松城の城跡で水鉄砲の合戦が行われました。
金魚すくいのポイを頭につけて水鉄砲を撃ち合います。
参加者はポイを破られないよう守りながら城跡を駆け上がっていきました。
参加者は「(ポイが)破れてしまったけど、この暑いなかでも涼めて楽しかったので次回もあったらやりたい」「すごく暑いんですけど水鉄砲でちょうどいい感じ」などと話しました。
さらに、最高気温が36度を超えた佐賀・唐津市。
渓流や滝を歩いて登るイベントが開かれ多くの子供たちが参加しました。
ロープに捕まって川に飛び込んだり、流れに逆らいながら川を登っていきます。
参加した人は「楽しい。楽しすぎて暑くなる」「気持ちいいですね、暑さが和らいで楽しいです」などと話しました。
27日は県の内外から97人が参加し、豊かな自然を満喫していました。
一方、東京・日本橋では夏の恒例行事・橋洗いが行われ、地元の人など約1800人がデッキブラシなどを使って1年の汚れを落としました。
参加者「すごく気持ちいいし、(橋を)洗うのが楽しい」「貴重な体験なのでうれしい」と話しました。
参加した人たちの中には日本橋の学校で学んでいるという外国人の姿も。
参加した外国人:
とてもいいと思う。橋を洗うことにこんなに多くの人が夢中になると全く予想していませんでした。
最後に消防のはしご車が登場し首都高に取り付けられた日本橋の銘板をブラシで磨きました。
日本橋消防少年団・目黒瑞希さん:
東京のシンボルであるプレートを洗えたのは名誉なことかな。
宮城・女川町では夏の風物詩・みなと祭りが開かれました。
大漁旗を掲げた漁船が湾の中を巡り、祭りの名物船の上で獅子が舞う「海上獅子舞」が披露されました。
祭りは27日夜、約4000発の花火が打ち上げられフィナーレを迎えます。