北九州市の小倉城に城の歴史を最新デジタル技術で体験できるアトラクションが登場しました。
小倉城に新たに設置されたのは、城を舞台に仮想空間と現実の動きを融合させた「XR脱出ゲーム」です。
ゴーグルを装着して目の前に現れるのは、激しく燃える幕末の小倉城です。
このアトラクションは天守閣の再建65周年を記念して、1837年に実際に起きた「小倉城焼失」の史実をもとに制作されました。
参加者は仮想空間で幕末の小倉城にタイムスリップすると6つの謎を解き明かしながら炎に包まれた城からの脱出を目指します。
小倉城広報担当の成重敏夫さんは「実際に小倉城にこういう事があったよということを楽しみながら学んでいただければ」と話します。
このアトラクションは英語字幕での体験も可能で、担当者は外国人観光客にも楽しんでほしいと話しています。