京都市南区のコンビニエンスストアの店内で、26日夜、女性客が突然、男にハンマーで殴られる事件がありました。男は傷害の現行犯で逮捕されました。
事件が発生したのは、京都市南区内のコンビニエンスストアで、午後9時すぎ、店員から「刃物を持った人がいる」という110番通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、ハンマーを持った男がおり傷害の現行犯で逮捕されました。
逮捕された男は京都市在住の無職の28歳男で、警察によると、店内で女性客の頭部を、突然ハンマーで殴ったということです。
被害にあった女性は京都市在住の54歳の女性で、すぐに京都市内の病院で運ばれ治療を受けていますが、右側頭部の陥没骨折の重傷です。警察官が駆け付けた当時は意識はあったということです。
男が使用したハンマーは、持ち手が約36センチ、ハンマー部分が約13.5センチで、釘抜きが付いた一般的な形状のものだということです。
防犯カメラの映像には、男が女性の頭部を、後方からハンマーで1回殴打する様子が記録されていました。
警察の調べに対し、男は「女の人をハンマーで殴ったことは間違いない」と供述し、逮捕事実については認めているということです。
しかし、犯行の動機については現在捜査中で、男と被害者の女性に面識はなかったということです。
警察は、引き続き男を取り調べ、事件の全容解明を進めるとともに、動機の解明を急いでいます。