猛暑の影響により深刻化しているのが水不足です。今後も高温少雨が見込まれることから、県は7月25日、渇水の被害状況などについて関係部局で情報を共有しました。

25日、県庁で開かれた県の渇水情報連絡会。

関係する部局のほか、新潟地方気象台の職員が参加し、県内の渇水状況やその対応について情報共有しました。

【土木河川管理課 佐藤匠 課長補佐】
「18日に本件を含む北陸地方が梅雨明けして、高温少雨が見込まれることから、令和5年以来2年ぶりに本連絡会を開催」

連日の猛暑に加え、まとまった雨が降らず各地で広がる水不足の懸念。

市民に節水が要請されている上越市では正善寺ダムの貯水率が7月25日時点で16.3%まで低下しているほか、各地の農地でもひび割れなどの被害が確認されています。

この日の会議では、気象台からこの先もしばらくまとまった雨が降らないという今後の見通しが示され、稲作では新潟市や新発田市など下流域で水が届かない状況が発生していることが共有されました。

【土木河川管理課 佐藤匠 課長補佐】
「ここで情報共有させていただいて、(県の)支援策等も必要であれば検討していくと思う」

県は関係団体と連携して渇水対策を講じていく方針です。

NST新潟総合テレビ
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