特徴は“サメ肌”。
JR東海がリニア中央新幹線の新型車両を公開しました。
子どもたちの元気な呼び声で現れたのは、流れる光のようなゴールドのラインが印象的なリニア中央新幹線の新型試験車「M10」です。
JR東海が初公開した新型車は、外装をあえて素材を生かしたシルバーにすることで塗料の使用を削減。
表面にはサメ肌のような特殊なフィルムを施し、空気抵抗を約1%削減(16両換算)するなど環境負荷低減をテーマに改良されています。
JR東海・丹羽俊介社長:
実際に営業を開始したあとのオペレーションやメンテナンスもやらなければいけない。そういう様々な角度からできるだけコストを下げる。これから労働人口が減少していくこともあるので、なるべく人手のかからない形でメンテナンスをしていきたい。
25日からM10を試験走行に加え、さらなるブラッシュアップを目指すリニア中央新幹線。
静岡工区の着工が不透明なことから、開業は早くても2035年以降と見込まれています。