自民党の参院議員会長選挙は25日、立候補の受け付けが行われ、松山政司参院幹事長のみが届け出たため、松山氏が会長に就任することになった。
参院自民のトップである参院議員会長を決める選挙には、ナンバー2の参院幹事長を務める松山氏以外に立候補の届け出がなく、無投票で当選が決まった。
参院自民は3年ごとの参院選後に人事を行うのが慣例で、現在、会長を務めている武見敬三氏は20日に投開票が行われた参院選で落選していた。
月内にも参院幹事長や参院国対委員長の人選が行われる方向だが、旧安倍派からの幹部ポストの要求に対し、他のグループの幹部らが反発するなどしており、人事が難航する可能性がある。