愛媛県松山市にある松山大学と松山短期大学は、2027年度に新たな学科を設置すると25日に発表しました。
松山大学が新たに設置するのは、人文学部の「グローバル・コミュニケーション学科」。英語を中心とした言語や文化を学ぶ「英語英米文学科」を発展させる形で設けるとしています。
背景にあるのは、生成AIなどの技術の発達に伴う言語を習得する優位性の低下。新しい学科では、英語を使って地域の文化をSNSなどで発信するプロジェクト、学外でのフィールドワークを通した地域の課題の解決など、「コミュニケーション」を重視した授業に力を入れるとしています。
松山短期大学は夜間に開講している「商科第2部」を改め、昼に開講する「地域マネジメント学科」を設置します。新しい学科では4年制大学への編入支援のほか、「ファイナンシャル・プランニング」の技能検定、日商簿記検定などの資格取得の支援など、より実践的な授業を行うとしています。
2つの学科ともに正式に認められれば、来年度で「英語英米文学科」「商科第2部」は学生の募集を停止するということです。
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