愛媛県新居浜市で今年5月、搬送中の救急車の燃料が少なくなり、患者を別の救急車に乗せ換えていたことが25日までに分かりました。患者の容体に影響はなかったということです。

新居浜市消防本部によりますと5月22日夕方、119番通報で出動した南消防署の救急車が患者を搬送する病院を調整するため、患者を乗せて現場で約40分間エンジンをかけたまま待機していたところ、燃料の警告ランプが点灯。このため別の救急車を呼んで患者と救急隊員を乗せ換え、通報から約1時間5分後に病院に搬送したということです。患者の容体に影響はなかったとしています。

この救急車は午前中から出動が相次いでいたものの、午後1時40分頃からの約1時間は南消防署で待機。午後2時40分頃から再び出動が続き、署に戻ることなく救急対応を4件した結果、燃料不足に陥ったということです。「待機中に給油する時間はあった」としています。

新居浜市消防本部は「燃料が半分になると給油する」と内部で規定。しかしこの日は救急車の出動が相次ぎ「燃料確認が不十分だった」とし、職員に早めの給油と出動前後の燃料チェックを徹底するよう注意し、再発防止に努めるとしています。

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テレビ愛媛
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