福島県福島市の先達山で進められているメガソーラーの建設をめぐっては、景観の悪化などが指摘されている。
この問題について、福島市を訪れた市民団体は、事業者が市の景観条例に基づき提出した景観予測は現状の状況と大きく異なっていて「虚偽」と指摘。市が事業者に出した「適合通知書」を取り消すよう求めた。
あづま山の景観と自然環境を守る会の矢吹武会長は「お金儲けのための業者のために、この尊い山をそんなものに取られてたまるものかというのが、私たちの皆さんの心情だと思います」と語った。
先達山のメガソーラーは約9万6000枚の太陽光パネルを敷き詰める計画で、7月末に完成予定だ。