岐阜と愛知の伝統野菜・守口だいこんの種を採る「種たたき」が24日、岐阜市で行われました。
「種たたき」では、天日干しをした実を網の袋の上から優しくたたき、種を取り出します。取り出すのは、長さが1メートルを超える名古屋名物『守口漬』の材料として知られる伝統野菜・守口だいこんの種です。
現在は岐阜県各務原市と笠松町、愛知県扶桑町でだけ栽培されていて、農家が岐阜市のJAに集まり、独特の手順が伝わる種たたきをしました。
1日でおよそ60キロの種を取り、9月に植えた守口だいこんは12月上旬に収穫されます。