ウクライナ南部の港湾都市オデーサでユネスコの世界遺産に登録されている「歴史地区」が、ロシア軍の攻撃を受けました。
地元当局によりますと、24日未明、ロシアのドローンがオデーサ中心部を攻撃し、歴史的建造物に被害が出ました。
また、市民や観光客に人気の市場「プリボーズ」で火災が発生し、施設の一部が焼失し住宅にも被害が及び、4人がけがをしました。
また、北東部のハルキウでも誘導爆弾による攻撃があり、市の中心部で住宅や車が被災し子どもを含む42人がけがをしています。
ゼレンスキー大統領はSNSで「ロシアの目的は侵略と殺りくだ」と非難し、欧米諸国に対し、防空システムの提供や兵器の増産による支援を求めました。