厳しい暑さが続く熊本県内、24日も11の地点で猛暑日となりました。
海水浴場などでは熱中症対策をしながら、夏休みを満喫する子供たちの姿が見られました。
(水俣市)
【遊びに来ていた人】
「ちょっとモアッとする。体感として35度以上かと」
強い日差しに加えて東からの風がフェーン現象を起こした影響で、24日の熊本県内は、沿岸部を中心に猛烈な暑さとなりました。
水俣市では最高気温37.2度を観測。7月の観測史上最高を更新しました。
湯の児海水浴場では、気持ちよさそうに泳ぐ家族連れの姿が見られました。
【遊びに来ていた人】
「奥の方に行ったら冷たくて気持ちよかった」
また、宇城市三角で37.3度、玉名市岱明で36.9度を観測するなど、熊本県内11の地点で猛暑日となりました。
岱明町の干潟を訪れた子供たちは水分補給をしながら海の生き物を探し、夏休みを満喫していました。
【遊びに来ていた人】
「暑いです」
(足は冷たい?)
「冷たいのと温かいのと・・・」
一方、24日は熱中症対策を呼びかける標語コンテストの表彰式がありました。
このコンテストは、熊本市と大塚製薬が市内の小学6年生を対象に初めて開催。
50校から385人の応募があり、優秀作品に選ばれた10人に表彰状と副賞のポカリスエットが贈られました。
最優秀賞に選ばれたのは、白山小学校6年 長谷川 湊真さんの作品です。
『まだいける そのときすでに 無理してる』
【最優秀賞/白山小学校6年 長谷川 湊真さん】
「いつも遊んでいるとついがんばって無理してしまう。危険なことになることもありそうなので考えた。限界を超える前に休んでほしい」
また、『大塚製薬賞』には、3人が選ばれました。
『乗り切ろう 暑い夏を ポカリと共に』
【大塚製薬賞/西原小学校6年 福野 奈緒さん】
「下校するときに、すごく暑い」
(Q、気を付けていることは?)
「こまめに水分補給をすること」
最優秀賞のポスターは、熊本市内175カ所のクーリングシェルターなどに掲示されるということです。
24日の熊本県内では、10代から80代までの男女10人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。全員、意識はあるということです。
このうち、1人は20代の男性消防隊員で、熊本市で潮干狩り中に足が埋まって動けなくなった男性を救助活動中でした。