参議院選挙で自民党が大敗したものの石破首相が続投を表明し、党内では退陣論が強まっています。首相の進退、そして「ポスト石破」への愛媛県民の考えは。松山市内では25日、大多数の人から退陣を望む声が聞かれたほか、次の首相にふさわしい人は「分からない」との声も聞かれました。

石破首相:
「私の出処進退について一切話は出ていません。一部にそのような報道がございますが、私はそのような発言をしたことは一度もございません」

「日米関税15%で合意」のニュースが電撃的に飛び込んだ24日、波紋を呼んだのが一部メディアによる「石破総理の退陣」報道です。石破は報道を否定したものの、党内から首相の続投を疑問視したり体制の刷新を求めたり声が上がるなど、政局は混乱の様相を呈しています。県民の受け止めは。

50代男性:
「あれだけ惨敗しとって責任取らないのはおかしいですね。みんな生活が苦しいから石破首相はダメと言ってるのに、代わらないのはいかんのやないですかね」

50代女性:
「辞めた方がいいです。これだけ支持率が下がっているということは、やっぱり別の方がやった方がいい」

20代の男性学生:
「今の状況が続くなら退陣した方がよろしいのかなと」

20代の女性会社員:
「もうちょっと世の中の意見を尊重できる人がいい。続投は私は反対かなと思います。選挙の結果がみなさんの意見だと思うので、ちょっとずつ変えていかないといけないのかなと思います」

30代の男性会社員:
「退陣するべきだと思います。国民の総意じゃないかなと」

40代の男性会社員:
「続けるのは難しいでしょうね、ご本人の気持ちは分かりますけど。はっきりと結果が出てますので、選挙で」

現役世代からは退陣を迫る声が多い一方、続投を望む声も一部で聞かれました。

70代男性:
「続投すべきよ。やめてもいかん。期待はないけどな…わからん、不透明」

自民党内で退陣論が強まるなか、活発になっているのが「ポスト石破」を巡る動きです。次の首相に望まれるのは…

50代男性:
「高市早苗か…小泉さんはちょっと頼りないというか」

80代女性:
「あのおコメの…小泉さんならいいかなと思うけど。しっかりしてるじゃない、することが。パッパッとしてくださる」

20代女性:
「ちょっとまだ、この人というのはいないかもしれないです」

30代男性:
「次はまだいないですね、いい人は」

40代男性:
「分からないですね。なかなか思い浮かばないです。やはり社会保障とか、手取りじゃないですけど、現役世代が元気になるような政策を望みたいですね」

混迷する政局。国民が置き去りにならないよう政治の責任が改めて問われています。

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テレビ愛媛
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