アメリカの電気自動車大手テスラは6月までの3カ月間の営業利益が42%減少したと発表しました。
テスラが23日に発表した2025年4月から6月までの決算は、売り上げが224億9600万ドル、日本円で約3兆2900億円で、前の年の同じ時期と比べて約12%減少し、本業のもうけを示す営業利益は9億2300万ドル、日本円で約1350億円と前の年の同じ時期から約42%の減少となりました。
テスラをめぐっては、トランプ政権で要職についたCEOのイーロン・マスク氏による過激な政治的言動で不買運動が起こり、マスク氏は5月末に政権の離脱を表明しましたが、販売台数の回復にはつながらず、2四半期連続の減収減益となりました。
テスラは販売回復のために、6月から手ごろな低価格帯モデルの生産に着手していて、年内にも量産を始める方針を明らかにしています。