災害時の被災者救助の連携を強化しようと、警察と消防の合同訓練が行われました。
訓練は地震による土砂崩れで土砂に埋まった人を救助する想定で行われ、県警本部の機動隊や宮崎市消防局の隊員など約30人が参加しました。
車に閉じ込められた人を安全に救助するための車両解体訓練では、安全に窓ガラスを割るためにテープで補強し、必ず手前に引いて窓ガラスを外すよう消防隊員が警察官に説明しました。
(消防隊員)
「なるべく外に廃棄するように」
また、土砂に埋まった車の中の人を救助する訓練では、警察と消防が声を掛け合い二次災害が起こらないよう慎重に訓練しました。
「退避〜」
「バディOKです」
(県警警備部機動隊 松崎亮介第1小隊長)
「隊員間の意思疎通、顔の見える関係を築いて、災害が起きた場合には、現場でスムーズに対応できるようにしてもらいたいと思っています」
警察と消防では今後も合同訓練を行い、大規模災害に対応したいとしています。