サイコロの出ための数だけ駅を進む『とやまリアル鉄道すごろく』22日の放送では上滝駅まで進みました。
果たして今回でゴールに辿り着くことはできるのでしょうか?
それではいきましょう『出発進行』。
前回は月岡駅周辺を歩きいろんなお話を聞いたなか、ハウスメーカーの方にサイコロを振ってもらい月岡駅から2つ先の上滝駅へやってきました。
ノスタルジックな雰囲気満載の駅舎にはいろんな張り紙が掲示されていて、なかでも気になったのが4、50年前の上滝の商店街の地図。
*深津アナ
「本当にすごい。全部お店なんだ。すごい栄えてたんだろうな。駅を中心に。着きました。上滝。行ってみましょう」
まずは地図にもあった旧商店街へ行ってみることに。
*深津アナ
「まちの衣料・雑貨店『FIELD HILL』。中学校とか小学校とかの体操服とかを売っているのかな」
さっそく取材交渉へ。
*深津アナ
「こんにちは。カメラと一緒なんですけどおじゃましてもよろしいですか?いいですか?」
*FIELD HILL 水岡満紀さん
「アウトドアブランドの衣料と雑貨です」
*深津アナ
「でも小学校とかの体操服も扱っている?」
*FIELD HILL 水岡満紀さん
「そうです。中学校の制服とかも置いています」
*深津アナ
「新しいんですか?ここ」
*FIELD HILL 水岡満紀さん
「店は2年ほどやっています」
フィールドヒルは2023年にオープンしたお店で、アウトドアブランドの衣料品や帽子や靴下などのアイテムも取り揃えられています。
お店のなかで気になる商品を見つけました。
*深津アナ
「息子さんがこのコーナーを見てくれていると」
*FIELD HILL 水岡満紀さん
「ものすごい大ファンです。小学校1年生なんですけど。地鉄が大好きで」
*深津アナ
「そうですか?よろしくお伝えください。私も大好きです」
リアル鉄道すごろくの大ファンだという誠尊くんはまだ小学校にいるということで、帰宅する時間にあわせて会いにくることにしました。
続いて旧上滝商店街にやってきました。
最盛期にはこの通りだけでも80軒ほどの商店が並んでいて、にぎわっていましたが、現在は10軒以下に減ってしまったそう。
*深津アナ
「赤いその佇まいは『丸ポスト』じゃありませんこと。観光名所にわざわざ置くみたいなことはあるけどこんな感じで自然に佇んでいる丸ポストは、なかなかないですよ」
*金山文和堂 金山和裕さん
「ここに来たのは昭和39年かな(1964年)」
*深津アナ
「じゃあ、地元の人が日常的に使われる…」
*金山文和堂 金山和裕さん
「昔はそうだったけど、今はあんまり」
*深津アナ
「でもお店はまだやってらっしゃる」
*金山文和堂 金山和裕さん
「売れるのは、せいぜい香典袋」
こちらは、金山さんの父親が戦後間もない頃に別の場所で店をはじめ、移転してきたんだとか。
*金山文和堂 金山和裕さん
「昔の商店街は本当にもう、買い物客が、ぶつかりながら歩いていた」
*深津アナ
「人がぶつかるぐらい賑わっていた」
いまでも営業している昔からの商店のひとつなので体に気をつけて、これからもお店を続けてほしいですね。
*深津アナ
「こんにちは。これが何かわかりますか?」
*富山地鉄大ファン 水岡誠尊くん
「サイコロ。」
ちょっぴり恥ずかしがりやな小学1年生の「まさたか」くんは自宅が上滝駅に近いこともあって、1歳くらいから地鉄の電車が好きになったそう。
もうすぐ上滝駅に電車が来るということでいつもの観賞スポットに一緒にいくこと
に。
まもなく電車がやってきます。
*深津アナ
「かぼちゃ電車が来る?あっ、きた。きた。おー。よく見える。ここ」
*深津アナ
「毎日、地鉄見に行くの?」
*富山地鉄大ファン 水岡誠尊くん
「はい」
*深津アナ
「飽きない?」
*富山地鉄大ファン 水岡誠尊くん
「飽きない」
*深津アナ
「ずっと電車好きでいてね。地鉄も応援してね」
*富山地鉄大ファン 水岡誠尊くん
「はーい」
*深津アナ
「最後にまさたかくん。サイコロを振っていただけますでしょうか?『3』が出た。ということは不二越・上滝線ゴールに行けます。やったー」
地鉄ファンのまさたかくんとお別れしてゴールに向け、電車に乗り込みます。
大川寺駅を通過して常願寺川を渡れば不二越上滝線の終点、岩峅寺駅です。
*深津アナ
「佐竹さん。私をおぼえていますか?」
*富山地方鉄道 委託職員 佐竹秀文さん
「深津さんだろう。忘れんちゃよ。またこれ今日?今日だったん?」
*深津アナ
「また再開したんです。コロナ前にやってやつ」
改札で出会ったのは、富山地方鉄道の佐竹さん。
「リアル鉄道すごろく」で過去に何度も登場した名物駅員さんです。
*富山地方鉄道 委託職員 佐竹秀文さん
「また再開だ。またこれ転がして数字を当ててくださいね」
*深津アナ
「はい。ありがとうございます。うれしいな。これにて地鉄不二越・上滝線の旅。完結です」