夏の高校野球島根大会は、23日に準決勝2試合が行われ、松江南が初の、開星が2019年以来6年ぶりの決勝戦進出を決めました。
松江市営野球場で行われた島根大会準決勝第1試合。
17年ぶりのベスト4進出となった松江南と夏の甲子園4回出場の強豪・益田東が対戦しました。
序盤は締まったゲーム展開に。
ともにランナーをスコアリングポジションに進めるものの、3回まで無得点で中盤に突入します。
均衡を破ったのは4回表、松江南でした。
2アウトからヒットと盗塁でランナーを2塁に置き、7番竹邊がレフト前へのタイムリーヒット、1点を先制します。
さらに7回は、1点を追加してなおもランナーを1人置いた場面で、4番の水がレフトスタンドへの2ランホームラン。4-0と突き放します。
チャンスを逃し続けていた益田東は8回裏、内野安打で1点を返しますが、反撃はここまで。
松江南が4対1で益田東を破り、1982年の創部以来、初の決勝進出を決めました。
松江南・チアリーダーキャプテン:
最高です!決勝も頑張ります。
松江南・竹邊晴投手:
(スタンドからの声援が)だいぶ力になっています。
松江南・嶽野正樹監督:
インターハイ予選では、どの部活も団体優勝できなかったので、野球部が必ずとると伝えているので、みんなの思いをひとつにして粘り切りたい。
第2試合は、11回目の甲子園出場を狙う開星が、2年連続の全国舞台をめざした大社に2対1で競り勝ちました。
甲子園切符をかけた戦い、松江南と開星の決勝戦は25日午前10時にプレーボールです。