中国5県を舞台に開催されるインターハイ「中国総体2025」が7月23日から開幕し、山陰両県でも、11の競技が開催されます。
このうち、島根県松江市で行われる男子バレーボールには、安来と松江西の2校が出場、“地の利”を生かし上位を狙います。
松江市・上定市長:
「今回は地元開催ですから、応援団がたくさんいます。松江西高校をみんな応援しています。ぜひ、皆さんの実力を見せつけてやってください」
松江市の上定市長が激励に訪れたのは、松江西高校。
松江市が会場となる男子バレーボール、地元中の地元だけに活躍の期待が高まります。
松江西のインターハイ出場は47年ぶり。
3年生と2年生のわずか10人の部員で臨んだ県総体では、選手の個性を生かしたコンビバレーで勝ち上がり準優勝、県代表の座をつかみました。
松江西高校3年・二岡謙心主将:
「この10人で挑める最後の大会なので、負けても勝っても良い試合だったなって思ってもらえるように、自分たちも思えるように頑張りたいと思います」
そして、もう1つの代表校が、県総体を制した安来高校。
2025年度は県内の大会で無敗、中国地区大会でも2度準優勝しています。
その原動力が、3年生のエース・増本琉維選手。
1年生の時からコートに立ち続け、最終学年を迎えた県総体では、破壊力抜群のスパイクがさく裂、3年間優勝から遠ざかっていたチームを全国の舞台に導きました。
安来高校3年・増本琉維選手:
「自分たちがこの大会で安来高校の歴代の記録、ベスト16までしか行っていないので、ベスト8の壁を越えたいなと思っています」
男子バレーボールは、7月29日から松江市総合体育館など松江市内2つの会場で開催
、初戦、安来は群馬県の高崎工業と、松江西は山梨県の日本航空と対戦します。
また、鳥取県代表の鳥取中央育英は初戦、愛知県の星城と対戦します。
一方で女子は、8月6日から9日まで岡山県岡山市で行われます。
島根代表は安来と、鳥取代表の鳥取城北。
こちらも活躍に期待です。