7月21日午後、宮城県石巻市で、鉄塔に登って作業をしていた80代の男性が宙づりとなり、搬送先の病院で、死亡が確認されました。

事故があったのは、石巻市鮎川浜の駒ヶ峰無線中継所です。
警察と消防によりますと、21日午後1時半ごろ、鉄塔に登って作業をしていた佐藤雄孝さん(81)が、「高さ10メートルで宙づりになっている」と同じ場所で作業をしていた同僚から119番通報がありました。

佐藤さんはほかの作業員2人とともに、船舶の無線を受信する鉄塔の、塗装やメンテナンス作業をしていたところ、足を踏み外し、宙づりになったとみられています。

消防が現場に駆け付けると、佐藤さんはうつぶせの状態で宙づりになっていて、通報からおよそ2時間後に救助されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

警察は、佐藤さんの死因や、安全管理に問題がなかったか、当時の状況を調べています。

仙台放送
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