参議院選挙に初当選を果たした尾辻朋実さんと中継が繋がっています。

尾辻さん、当選おめでとうございます。

参院選鹿児島選挙区で初当選・尾辻朋実氏(44)
「ありがとうございます」


Q.今回、尾辻さんは30万票あまりの得票でした。この30万という得票数、また、鹿児島選出としては初の女性国会議員という結果についてどのように受け止めていらっしゃいますか。

A.30万人を超える方に投票所に足を運んでいただいて、尾辻朋実と書いていただいた。このことを非常に重くありがたく受け止めておりますし、また、女性初ということでありますが、もう女性も含めた鹿児島県内の多くの皆さんのお声を届けるその仕事に邁進してまいらなければならないと思っています。


Q.尾辻さんは自民党現職の父、秀久さんの娘でありながら立憲民主党の推薦を受けての選挙戦でした。当選から一夜明けて、秀久さんと連絡したり直接話すタイミングはありましたか?

A.今日の午後になってようやく、少しだけ時間がありましたので電話で久しぶりに声を聞きました。


Q.どんなことをお話されたんですか?

A.報告をして、父からは非常に短い言葉で『頑張れよ』ということ(話)がありました。


Q.選挙戦ではお父さんと同じく谷間に光を当てる「虫の目」の政治に徹すると訴えてきました。その虫の目で国会でまずは何に取り組んでいきたいですか?

A.喫緊の課題が迫られていると思います。今まさに地方で生活をしておられる皆さんは、この急激な物価高に手取りも年金も全く追いついていません。これは選挙戦も訴え続けましたけども、せめて食料品だけでも今だけは消費税を0にする、それと一次産業に従事する皆さんへの様々な形での直接給付の政策を急がなければならないと思っています。


Q.仮定の話になりますが、もし今後自民党から誘いがあったとした場合、自民党に戻る可能性はあるんでしょうか?

A.仮定のご質問ですが、まずその可能性はないと思いますし、あったとしてもそれは今回の選挙の運び方からすれば県民の皆様を裏切ることになると私は思っております。


Q.今後、国会では無所属という立場ですがどのように活動をしていきますか?

A.やはり無所属を訴えて選挙を戦ったわけですから、無所属での活動にこだわっていきたいと思っております。ただ、その中では、やはり、諸先輩方にご相談を申し上げながら、色々とご指導を仰いでいく形になろうかと思います。

1期目ということでこれから大変なこともあるかと思いますが、この6年間、こちらからも注目しております。今日はどうもありがとうございました。

ありがとうございました。

鹿児島テレビ
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