参議院議員選挙秋田県選挙区で2度目の当選を果たした寺田さんは、一夜明けた21日取材に応じ「女性や子どものことなどさまざまな課題の解決のために働いていきたいという思いを新たにしている」と今後の6年間に向け、気を引き締めていました。
再選を決めた無所属の寺田静さんは21日午前11時ごろ事務所に姿を現しました。
21日未明まで選挙に関する報道・記事などを確認していたため、睡眠時間は4時間ほど。
厳しい選挙戦を終え、表情は少し穏やかでしたが、疲労はピークに達しています。
それでも寺田さんの視線はすでに2期目の展望に。
自身の当選を伝える紙面に目を通したあと、寺田さんは「女性のこと子どもたちのこと、虐待や不登校さまざまな課題が山積しているので、17日間回る中で生活は厳しいという声や介護に悩んでいるという声も聞いてきた。生活にまつわるさまざまな課題、人生の中でどうしても直面することがある困難の解決のために働いていきたいという思いを新たにしている」と意気込みを語りました。
これまで無所属で活動してきた寺田さん
「会派」について問われると「会派の意向と自分の思いとで重ならない部分が出てくる」などとデメリットを示した上で「会派の枠組みで活動することでその方々と一緒になって、思いを同じくする方々と前進させられる部分もある、そこは比較・考慮して県民のために何がいいのかということは最善の努力をしていきたいと。熟慮した上で選んでいくということもあるのではないかと思っている」と述べました。
議員活動の傍ら、家事・育児・そして親の介護にも精を出す寺田さん。
生活の実態を知る1人の女性として県民の悩みや苦しみに寄り添い生活者目線で課題の解決に取り組みます。