JR豊肥線の輸送力強化に向け沿線自治体で構成する協議会の初会合が18日、熊本県庁で開かれました。
『JR豊肥線 輸送力強化促進協議会』は熊本県、熊本市、菊陽町、大津町で構成しています。
JR豊肥線は菊陽町を中心とした半導体産業の集積などを受け近年利用者が急増。
2022年度に首都圏以上の混雑率となる135%を記録するなど輸送力強化が課題となり、熊本県ではこれまでもJR九州に対し、列車の『増結・増便』や『複線化の検討』を要望しています。
協議会の会長を務める木村知事は、「4者で協議を深め、今年度中に地域の未来の
姿を描きたい。それをもとにJR九州に要望し一緒になって具体化をしていきたい」
と述べました。
協議会では輸送力強化へつながる将来像について意見をとりまとめ今年度中にJR九州へ要望する方針で一致しました。